惑星から

そっと、息をするように、

きっとこれは紛れもない、きみとぼくとの小宇宙

 

 

 

 

ぼくはきみを見つめながら夢をみて

 

 

 

 

君をみつけた

 

 

 

 

いちばん深い夜にいちばん輝く

 

 

 

 

 

もしかするとこんな夜の表情が

 

 

 

 

こんなにも美しいのは

 

 

 

 

ぼくたちのせいなのかもしれないね

 

 

 

 

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きみと出会ったあの瞬間は本当に鮮明に憶えていて、金木犀の香りを初めて嗅いだときの感覚?衝撃?と似ていたな、などと格好つけて言ってみる(後付感すごいが)

 

深呼吸をすると全身を駆け巡る

 

甘くて切ない香り

 

強烈でいてやさしい、五感で感じるしあわせの音

 

いや、たぶん、もっとすごい  “ なにか ”

 

わたしたち、友だちだったっけ、まあ彼自身アミは友達だって言ってくれてるし、いやそういうことではなくて、とにかく彼、わたしのこと知ってる……?脳がバグを起こしてありえない話を信じてしまうくらいきみは距離を感じさせない、というかそれはそれはひとのこころに寄り添うのが上手だ。

きみのことで地球がひっくり返るくらい笑うし、きみのことでひろい海ができるくらい泣くときだってある、きみとのことだけで星ひとつくらい余裕でつくれてしまいそう。今の私には処理しきれないしあわせの大きさに苦しくなるときもある。

しあわせで苦しくなるなんて矛盾している?

この苦しさはふと気づいてしまったきみとの本当の距離、星って遠くから見ると、すぐ隣じゃん近っ!ってなるけど実際は何億光年とかいう単位で果てしなく離れている、ひとりで受け止められるようになるのにまだ幼すぎたわたしはなんとなく避けながらここまできた、いつかしっかり向き合おう、この苦しさと。

でもやっぱり、この矛盾がしあわせなんだと気づかせてくれたのは紛れもないきみなのです。

伝えたかったこのことばさえも凍ってしまいそうなさむい冬にうまれたきみは、この世界をあたたかくするためにうまれてきたまほうつかいみたいなひとで、現に、毎日水の中で息を止めているような息苦しさの中で忙しなく過ぎていったこのいちねんも12/30というこの日、テヒョンさんが生まれてきてくれたこの1日によってじんわりとあたたかさを宿している。

そりゃあもう、こんなあったかいひと、愛されるに決まってる(今更わたしが言うことでもないが)

 

 

 

とにかくきみはわたしにとって、いちばんちかくていちばんとおい、そしていちばんとくべつな、星のような存在だ

 

 

 

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天真爛漫?自由奔放?

いや、どれも少しちがう、テヒョンさんはテヒョンさんなんだと思う、本当に今の私の語彙力ではこのレベルの表現しかできない、ミアネ。

どこか読めない吸い込まれそうな三白眼とは裏腹に

とにかく無邪気に笑う

ハンバーガーは四口で食べ終わってしまうくらい大好きだし、ハンバーガー禁止令なんて次の日には終わってる(可愛い)、マルタまで行って親友と入ったお店はマ〇ドナルド。幸せそうに頬張る横顔と、そっちも頂戴というようなキラキラした瞳のあまりの無垢さにびっくりしてしまった

ある日はメロン、ある日はイチゴを夢中でモグモグしてたね、ハマったら同じもの食べ続けちゃうタイプか……?お〜〜私との共通点ひとつ見つけた、などとひとりニヤニヤ。(通常運転)

あ、ジャムはパンより厚くたっぷり塗る、名付けてジャムウィッチ、私もやってみようかな、こうやって些細なワクワクをたくさんくれる

このまえ、ウィバスに来て

“コーラは4ヶ月くらい飲んでません” 

大好きなコーラ、 なんだか胸がぎゅっとなった

そしてどうやら自分がくまさんだと言うことを自覚してなかったみたい、

“ 僕がどうしてクマなんですか?🤔 ”

どうしてもなにも、きみはせかいいちやさしいくまさんなんだなあ

異国の地で迷子になったときも、ひざまづいて顔が地面につくくらい小さくなってたんぽぽのわたげを吹いてる、顔を上げたきみは本当に柔らかくてやさしいひとだった

料理はデコ担当、指をのばしたときの親指と人差し指の間は20センチくらい、自慢げにひょん!ひょん!って披露していたきみが愛おしかった

水の中で1分7秒息を止められる、水球選手にもなりたかったし、サックス奏者にもなりたかった、バイオリンは練習中。どのくらい弾けるようになりましたか?ホソクさんがあげてくれたちょっぴりへたくそなバイオリンの音色と、恥ずかしそうにクシャッと照れ笑うきみがどうしようもなく大好きで。

きみのいろんなお気に入りを知れるぶいらいぶ、液晶画面をとおした沈黙のじかんさえもわたしたちだけのひみつのおしゃべりみたいでドキドキしてしまう

はじめてパーマをかけた日もきてくれて少し心配そうに  “ パーマ、どうですか? ”

せかいでいちばん似合ってる

うちゅうでいちばん似合ってる

あのとき無意識につぶやいていたこのことばが届いてほしくて、枕に顔を突っ込んで泣きながら子どもみたいにお願いした (限界オタすぎんか……?)

そしてありふれた表現になってしまうけど、なにより、愛し愛され愛に溢れているひとだ、これはもう辞書にのったほうが良いくらいの事実、まあ世の摂理みたいなところはあるよね、いや逆に知らない人がいるの?キムテヒョンが愛のひとだということを……?みたいな勢いですけどねこちとら (喧嘩を売るな)

気を取り直して、そう、きみは愛のひと。

「ごめんね、いつも貰ってばかりで。」いつかハワイの海にゆられながら親友におくったことば、全力で走り切った公演のあとにダンサーの方を抱きしめるその姿、「みなさんの中に僕のおばあちゃんを記憶してください」溢れる涙を必死に堪えながら誰かを大切に想う愛のかたち、「アミが好きすぎて死にそうです」きみからのド直球な愛のかたちには思わず悶絶、そして照れるその甘さは完全にアウト、ほら、またきみのぬくもりをすぐ目の前にすぐ隣に感じてしまう

愛のひとは人一倍愛に敏感だ、そのぶんひとよりもたくさん傷付く、ヒリヒリと永続的に続くねむれない痛みだって伴うんだろう

「誰よりも傷付き誰よりも幸せに生きる」

きみのこのことばにはそんな愛のかたちが込められていたのでしょうか

きみの痛みを感じることはできないしきみが抱える愛の重さを分けてもらうことはできなくて、でもひとつあるかもしれない、数えきれない愛のかたちをおしえてくれたきみをたくさんの愛でつつんであげることはできるのかもしれない、昨日よりは多くて明日よりは少ない愛たちで。

 

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“ 과연 불안인지 우울인지 ”

果たして不安なのか 憂鬱なのか

“ 어쩜 정말 후회의 동물인지 ”

本当に 後悔の動物なのか

“ 아니면은 외로움이 낳은 나일지 ”

それとも悲しみが生んだ僕なのか

 

さっき、テヒョンさんのことをまほうつかいみたいだ、と表現してみたけれど、わたしの知っているまほうつかいは物語の途中で必ずその力を自分で制御できなくなるときがある、静かにそっと苦しんでいる、それが妙にテヒョンさんのような気がしていた。不安なのか?憂鬱なのか?自分に問いかけても答えは出るわけがない誰も答えてはくれない、きみにとって苦しみの正体が分からないことがいちばんの苦しみなんだと思った、不器用に笑ったかおがすこし冷たかった、抱きしめたかった、もう二度とそんな顔をさせたくなくて。悲しみが生んだ僕に飲み込まれないように、必死に空に彷徨う言葉たちを集めては磨き集めては磨き、私たちにかけてくれたすてきなまほう。

痛みが痛みを和らげてくれる、唯一無二で、きっとこれからも一生解けないまほう。

テヒョンさん、いま、さむくないですか?あたたかくしていますか?どうかこのまほうがきみ自身を削ってかけられたまほうでありませんように。

 

 

 

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“ 僕は、明け方の空気、夜、あと雪が降るのが好きです。昔から好きではあったんですが、いま僕にとって明け方や雪は、自分が生きていると感じさせてくれるものです。他の人にとっては日常の一部かも知れませんが、僕にとっては特別な瞬間です。”

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他の人にとっては日常の一部かもしれないことが、いまのきみにとって生きていると感じさせてくれる、たぶん、あまり言いたくはないけれど、ふつうのひとたちより自由とかそういうものが少なくなってしまったから、そんな考えが頭をよぎっては消えよぎっては消えていった。

これは完全に憶測、もはや願望かも知れないが(オタクという生き物は憶測で生きているところがある) テヒョンさんのとくべつな瞬間というものはそんなものに邪魔されない空間であって、たぶんきみはそんなものをとくべつだと言わないだろう、大人になっても変わらぬあの頃の、感じたものをそのかたちのまま綺麗なまま吸収できるテヒョンさんの精神美は常にわたしが自分自身を律する “なにか” になっている、それと同時にヒーリング、憧れ、そんなものだったりもするんだ。

 

そんなきみのとくべつな瞬間は、私にとってとくべつな日常になった。

“きょうは幸せでしたか?” 

“ぐっすりねむれましたか?”

誰かの幸せを祈るように過ごす日々も、空が綺麗だからと、きみも見ているかなと気づいたら息を切らして転がるようにうちへ帰ったあの日も、きみが教えてくれた心地よいシャッター音に包まれながら切り取ってみたあの風景たちも、いったいどれだけのとくべつな日常をもらったんだろうか。

ずっとこの先も私にとってとくべつな “瞬間” ではなくて、とくべつな “日常”。だってその瞬間はきみだけのものであってほしいから、きみだけが感じたきみだけの世界がそこにあってほしい、色褪せることなく永遠に。

そんなきみにつたわらないかな

他の人にとっては日常の一部かも知れない、なんて思っているかも知れないけれど、きみのとくべつはだれかのとくべつになりうる、ふとした瞬間にただ純粋に日常を感じさせてくれる、そしてその肝要さにも気づかせてくれる、そんなふしぎなちからを持っているのです、確かにだれかを救っているのです

 

 

 

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きっと、わたしの中には、きみとわたしだけの小宇宙がある。どうしようもないとき何もかも全て放り出したくなるときなにも見えなくなったとき、私はきみとの小宇宙で息をする。でもずっとそこに居ることはできない。そこにはいろんな星があってもちろんきみがくれたもので、たくさんの角度からそれぞれのほしを見ることができる。月明かりの欠片も照らしてくれる、もちろんきみが集めてくれたあの、ね。

きみにも大切で大好きなひととだけの小宇宙があるんだろうか、苦しくてねむれなくてしあわせのかたちが分からなくなったとき、気が済むまでその小宇宙でやすんでほしい、どれだけ時間がかかったっていい。その場所には本当にきみのだいすきなひとたちだけでいい、アミたちへの申し訳なさとか有り難さとかそういうものはいったんすべて割り切ってしまって構わないから、本当に心休まる、そんな居場所を自分のためにつくってあげてほしい。アミももちろん一緒でしょう、そういってきみはコロコロと笑うのだろうか、ああこちらが申し訳なくてでもどこか嬉しくて行き場のない愛してるが渋滞していて。ごめんね本当に愛してる、自分でも自分が分からなくなるくらい愛してる。

 

 

 

っと冷静になってみると、ここまで話してきたことはすべてテヒョンさん生まれてきてくれてありがとうに繋がっているということに気づきました

改めて、

テヒョンさん、生まれてきてくれてありがとう。

さむいのはじぶんなのに惜しみなくそのあたたかさを与えてしまうひと、どうか、どうかきみの毎日があたたかいものと綺麗なものだけで溢れていますように、そしてきみが誰よりもいちばんしあわせなひとでありますように。

あ、いまきみがウィバスにきてくれた、すごいタイミング、なんだか泣きそうだ、泣いている、

きみからもらった “なにか” を見つけられるひとになれるように、この莫大なしあわせを返せるように。

精一杯の愛してると少し背伸びして伝える心からのありがとう。

 

最後にもう一度、お誕生日おめでとう、

誰よりも傷付き誰よりもしあわせに生きるきみへ。

 

 

You sleep so happily


I wish you a Good night, good night, good night

 

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2020.12.30  rin